空にはぽっかりと月が昇り、夜も更けた頃。
二人の少女はそこにいた。
ニホン町795-1。
小学校のフェンスの上だ。
「なんじゃなんじゃ、やることがなくなってしもうたのぅ。任務はもうないのか?月華。」
こんなおじじくっさい喋り方をする主人公、いて欲しくないが、あいにくこいつがこの小説の主人公、天火春水(メス)である。
「あぁ?いんでねぇ?暇のほうが読書できるしね~。」
とか言いながら、読書って言っても『男の落とし方マニュアル(サブタイ:一週間で逆ハーレム完成!)』なんてのを読んでるバカがもう一人の主人公、幻想月華(同じくメス)である。
「桜任務もいい加減にしてほしいものやのう。何せこんな時代じゃ、悪霊もいっぱいおるというのに。」
「あんれぇ春水ちゃん、あんたそんなに任務好きだっけ?」
「たわけ。そんなわけないじゃろう?」
「じゃぁ何さ?」
「・・・憂さ晴らしじゃよ。」
そう、春水が腹黒くにやりと笑った瞬間、真っ黒な夜空にヒビ、が入った。
「・・・らっきぃじゃねぇの?お出ましだよ春水。」
「らしいのぅ。・・・一肌、脱ぐかのぅ。」
そう言って、二人は立ち上がった。
ヒビはだんだん広がってゆく。
数秒も経たないうちに、直径2メートルほどの円を描いて夜空をもっと闇にしていった。
そして、今度は二人でにやりと笑う。
―・・・さぁ、始まった。
~~~♪のササヤキ~~~
あれ?このブログでこの小説うpしてなかったっけ?
ってゆうね。いまさらね。
私が一番忠実に書き溜めている小説でもあるこの作品は、
あまり設定自体好きではないのですが、(ぇ)なんとなく
かいてしまうっていうね。そういうの、ないですか?(ないです。
ファンタジーです。コメディ多いですが、
本当はシリアスなんです。そう、シリアスなんですよ。
なんか躍動感とか緊迫感とかそういうのがうまく表現できれば
いいな、なんて思います。
どうぞ読んでやってください。
でわでわww
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コメントありがとうございました。
今、この小説を読みました。とてもおもしろく続きが気になります。
また来ますので僕の方ににも来てください。長い文失礼しました。