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2024年04月24日23/ 時30分の記事
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2007年02月24日22/ 時30分の記事
春水月華物語 2
裏ワールド位置対象:ニホン町ど真ん中。
そこに堂々と聳え立つ、【影月】アジア支部。
「くっそ!エースはまだ帰って来ねぇのか!?」
煙草をふかしながら金髪二つ結びのオネェ系がだん、と机をたたいた。
「蘭音さま、落ち着いてください。」
その隣にいる方眼鏡のだんご結びが冷静にいった。
「・・・亞夢・・・。だってよ、ジョーカーからお呼びかかってんだぜ?
どうすんだってんだ!」
「どうせまた、誰かの任務を横取りしてるんでしょう。」

悪霊たちは牙を剥いて二人の前にどーん、と、現れた。
はたから見れば、とても勝ち目のないように思える、2対8。
なんと四倍だ。・・・にも、かかわらず。
「・・・やるかのぉ。」
それを合図とするかのように、二人はビュッ、という効果音とともに、
悪霊たちへむかっていく。
―・・まるで、悪霊が静止しているかのように見えた。
二人が、速すぎるのだ。
実際は、悪霊も猛スピードで二人をとらえようとしていた。
「どうする?はなっからアレ、やっちゃう?」
月華は悪霊の皮膚を持っている如意棒で少しずつ、
痛めつけながら春水に尋ねる。
「そうじゃのう・・・ちょこまかうるっせぇ!・・・・やるかのぉ。」
「あんた今、一瞬“素”が出たねぇ・・・。」
月華の言葉に春水は軽く、咳払いをして、悪霊の目に思いっきり短剣を突き刺した。
その光景に月華は「うっ」と声をあげ、顔をそむけた。
「・・・うっとうしい奴らよのぅ。一気に片付けてもらえれば我はとっても嬉しいのじゃが・・・・。」
そう言って春水は月華の方をチラリと見た。
その視線を、月華は背中で感じて、寒気を覚える。
「・・・また私にやれって?あれを?」
月華の言葉に、春水は満面の笑みでニコリと笑う。
「―・・・あーもぅっ!わかったから!やればいいんでしょっ!?」
そう言って、月華は如意棒を空に高々と挙げた。

         

~~~♪のササヤキ~~~
第二話ですねぇ・・・。
きっとこの時点ではまだ何がなんだか・・・。
設定、うpしてから更新し始めればよかった・・・。
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COMMENT
箔芽來紅です。
小説の一部分を改良した所、林檎さんのコメントを一緒に消しちゃいました㊦㊦㊦
ごめんなさいm(__)m
あと、林檎さんのこのブログをリンクに貼らせていただきました。
【2007/02/2517:46】||箔芽來紅#289be467f4[ EDIT ]
この前のリンクの話ですが全然いいですよ~~


それじゃ失礼します。
【2007/02/2720:31】||ブー#29f0bbb39c[ EDIT ]
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