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2017年11月18日09/ 時47分の記事
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2008年02月04日17/ 時37分の記事
流れる旋律のような言葉の恋の物語。  1-1
「灯り、消して。」
君は唐突にそう言った。


1.灯り   -1



同窓会って、こんなに早くやるものなのか。
俺は少し肌寒くなって手に持っていたコートを羽織ながら思った。
卒業からまだ一年も経ってないのに、やりたいやつはいるもんだな、
だいたい、クラスの6,7人しか集まらないっていうのに、中学三年のときの同窓会、
っていうのはどうかと思う。
まだ高校生活に慣れてないのか、それとも会いたい人がいるから、口実に同窓会やろ、
とか、女子の間のそんな口約束が大きくなったのか。
・・・まぁ、あまり理由は関係ないか。
俺は先月買ったばかりの靴に違和感を覚えながら歩いていった。
思い返してみれば、夏休みとか卒業してすぐとか、冬休みとかにも同窓会の誘い来てたけど
ちょうど用事があって全部蹴ってたんだった。思い出した、うん。
そういえば、今回の幹事は誰だったか。
えーと・・・新田・・・だっけな。新田亜紗子。
そういえば日直同じだったっけ。
新田と中峰、だから丁度番号順で前後で、一年のときも確かそうだった。
思い出した、あいつ結構モテて、そう仲良くないヤツが日直付き合ってくれたとき、
何かと思ったら、そいつ新田のこと好きだったんだよな。
・・・よく覚えてないけど。
でもかわいかったような気がする。中学のとき、周りのヤツは結構付き合ってたけど、
俺はあまり興味なくて、「あぁ、いいかもね」くらいの感じで恋なんかカヤの外で、
高校行ったらみんな色気づいてて一学期は苦労したっけな。
俺は全国に多く分布するそのファミレスの前で足を止めた。
「ここ・・・だよな。」
駅から歩いて5分とか、大嘘じゃないか、15分じゃないか、
そんな思いで入っていった。

一年ぶり、って、どのくらい変わってるのか。
とりあえず、俺もわくわくしていた。
「えーと、ここで同窓会やってるんですけど・・・」
そういうとファミレスの小柄のウェイトレスが俺に笑いかけて、
「西中学校3年1組のみなさんですね、こちらへどうぞ。」
そう言っていそいそとテーブルへ案内してくれた。
「おっ、和紀!一年ぶりだなー!!」
後期にノリで学級委員にされた菅野だ。
今となって分かったことだが、女子学級委員が決まっていた藤岡のことが好きだったからだそうだ。
その藤岡は隣にいた。
良かったな、まだ付き合ってんのか、すっげ、いいカップルじゃねぇか、くそ。
俺も誰かと学級委員やっとくんだったな。
それにしても、6、7人って言ったやつ誰だよ。まだ開始から10分も経ってないはずなのに、
10人強は集まってる。まだ遅れてくるやつもたくさんいるだろうな。

「和紀ー、こっちこっち。」
前川だ。一番つるんでたやつ。
今でもちょくちょく会ってるやつ。
でも、なんかみんなで会ってる場にいると、雰囲気違う気がするからおかしいよな。
「和紀くん久しぶりー。」
前川の左隣に行くと、空席だった俺の右隣は新田だった。
・・・やっぱ、かわいかったんだ、昔から。
俺は少し、艶やかに伸びたその髪と、スカートの下から垣間見える肌色に目を奪われてしまった。
そういうの、興味なかったんじゃないっけ、俺って。
目を逸らしてしまった。照れた。見透かされそうで、恥ずかしかった。
新田はくくく、と笑いをこらえながら、
「あんまり変わってないね、やっぱり。」
「え、変わったよ。みんな。」
「ううん、変わってない。だって、目、逸らすじゃない。」
「・・・え?えーと・・。」
「あはは。変わってない変わってない。」
今度はこらえずに普通に笑っていた。
「新田と和紀って、なんだかんだ言って仲良いよな。」
前川がまた余分なこと言うヤツだった。隣に座るんじゃなかった。
「えー、なんだかんだって、普通に仲良かったよ。ねぇ?」
「・・・え?えーと・・。」
「だって日直だって二人で仲良くやってたよねー。」
「新田と和紀って、日直一緒だったっけ?あぁ、そっか、中峰だもんな。」
「そうそう。ね。」
「え?・・・えーと・・・」
俺はまた口ごもった。
「まぁ、そうだったな。」
・・・とっさのコメントが、これ。
二人はあまり気にしてないみたいだが、俺の態度はきっとかなり変だ。
あぁもう。どうしよ。
席を立って逃げるようにドリンクバーのコーラを注ぎに行った。


                    next....

~~~♪のササヤキ~~~
言葉流しすぎたー・・・!!
読みにくい?読みにくいかな?!
でもまぁ、今回のはこのテンションで行くので。
よろしく。

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2008年02月04日17/ 時15分の記事
流れる旋律のような言葉の恋の物語。  序章
あのとき、あのばしょの、あのことば。

いつでも消えないことば。

みみに残って。

ずっと、どきどきさせることば。

そんな言葉、あるよね?


そんな恋の、経験。


        流れる旋律のような言葉の恋の物語。





~~~~~~~~~~
はい、新シリーズ告知のみ。
ってか、ちょ、おま・・・・
前のシリーズも終わってねぇのになにやってんじゃ!
・・・・とかつっこまない。
いいんだ。短編集だから。
ちょっとは長編より。
サクサク進められそうだから。
   
           
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2007年08月05日23/ 時43分の記事
花のココロ ~ヒマワリのココロ~  1

太陽を いつも見てるなんて 嘘だよ

私には明るすぎて 私には大きすぎて

蒸発しちゃいそうだもの・・・

 

【ヒマワリのココロ 序章】

 

焼ける、もうだめだ。

こんな暑い日に授業なんてやってられない。

「・・・ここを・・・・、日向!!読め。」

先生の声と級友の視線が私に一気に向けられた。

そのため、少しビクッ、と驚いてしまった。

「ほら立て。」

あまりにも驚き過ぎて反応が遅れた私に向かって、先生の声が容赦なく突き刺さった。

私は言われるがままに席を立つ。

「・・・が、・・・を、・・・・・し、・・・となる。・・・・は、・・・・・」

「日向!!声が小さいぞ!!」

すいません。私はココロの中で唱えるしか出来なかった。だって皆の前で謝るの、

 

   恥ずかしいもん

 

そんな気持ちで頭は次第に埋め尽くされていった。

「・・・もう座れ。代わりに望月!」

「はい。」

・・・よく、読めるなぁ。

望月さんはクラスの中でも派手な人だった。

周りに人が集まってくる、太陽みたいな明るい人だった。

そんな望月さんを私は、明るすぎて直視できない。

・・・ヒマワリの癖にね。

私の名前は「日向 葵」だ。漢字で「ヒマワリ」と書く。

お母さんはこの名前に、「ヒマワリのように明るい子」という意味を込めたらしい。

苗字が日向で無ければどうしたんだ、って話だ。

 

「ヒマワリなのに、葵ちゃんって暗いね。」

小さい頃言われたそんな言葉は、今でも鮮明に覚えている。

ココロにグサッと突き刺さって、響いて、どん底に落ちていくきがした。

泣きそうになって、凍りついて、この世の終わりだ、と思うくらいに。

それは、私のココロを、完全にシャットアウトさせた言葉だった

                        続く

~~~♪のササヤキ~~~
私が小学4年生のときはじめて書いた小説です。
あんれぇ、今より上手くね?
シリーズものです。大分続きます。
気長に待ってやってください。


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2006年10月15日00/ 時18分の記事
虹色の僕等の青春に。 1-4
1.黄色い輝き -4

いてもたってもいられない。
ムズムズする。背骨がミミズになったみたいだ。
宮原の方を振り返っては、「うぼわぁ~」
と、意味不明な奇声を発する俺に呆れた景伍と和彦は
声をそろえて言った。
「早く告ってこい!!」
・・・つくづく、冷たいヤツラだ。

昼休み。
・・・結局朝からここまで引っ張ってしまった。
俺たちは学食を買いに走っていた。
相変わらず体育はできないくせにこういうときだけ
速い和彦は一人でダッシュして行ってしまった。
飲み物係の俺は自分のための牛乳10本とウーロン茶と
ミックスジュースの入った袋を片手に、学食の隅っこで丸まった。
二人がそれぞれの分担のものを持ち、再び三人で歩き出した。
・・・と、前から。
来たのは、宮原。
心臓が、ばくばくした。たまらなく。
そのとき、景伍がトン、と、俺の背中をたたく。
・・・よし。
俺たちは宮原(+坂井と橘)の方へずんずんと歩いていった。
宮原と、俺の距離が近づく。
あと15m、10m・・・5m・・・・ 

       1m

すれ違うとき。ほのかに甘い香りがした気がした。
女子はみんなこんなにイイにおいがすんのか?
・・・て。すれ違いざまに何を思ってるんだ俺は。変態か。
結局、引き止めることはできなかった。
そのとき。
「真門くん!」
心地よい声が、背後から追いかけてきた。
「はっ、はい。」
俺の声が裏返る。・・・かっこわりぃ。
声の主は言うまでもなく、宮原だった。
俺に、
「落ちたよ、100円。」
と、白い細い手が100円玉を俺に差し出していた。
そして宮原がニコリと笑う。
「あ・・・ありがとう・・・・。」
「ううん、じゃあね。いこっ。」
もう一度、ニコリと笑って宮原は俺に背を向けた。
・・・いいのか、俺はこんなんで。
他の二人は黙ってついていてくれた。
前言撤回。こいつらは最高にいいヤツラだ。
「み・・・みやはsxdfghj・・・」
・・噛んだ・・・。激、かっこわりぃ。
宮原たちが振り向いて。?マークを浮かべたまま
俺の前に立っていた。

「あ・・・あなたの笑顔に惚れました!!」

半ば、叫ぶようにいってしまった。
その声が、廊下にこだまする。
和彦はぷっ、と、吹き出した。
しかもなんだよ俺は!!告白しながら拾ってもらった
100円玉差し出すって!!
・・・めちゃくちゃだ、もう、めちゃくちゃだ。
もはや和彦の笑いは止まらなくなっていた。
こらえていた景伍もとうとう吹き出してしまう。
・・・・終わった。
そう思った俺は、とてつもない速さで廊下を駆け抜けた。
今だったら新幹線を追い越せると思うくらいに。

残された景伍と和彦はただただ爆笑するしかなかった。
そして、宮原の言葉に耳を疑う。
「・・・え?」

             君は、もっとキュンとしたいかい?
~~~♪のササヤキ~~~
はぁ~。
ちょっと長くなったかな?
まぁいっか♪
この告白シーンを早く書きたくて!!
たまらなくてやっと書けてよかったっすww
でわでわ~vv
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2006年09月20日22/ 時16分の記事
虹色の僕等の青春に。 1-3
1.黄色い輝き-3

あの日から宮原のせいで授業どころではなかった。
やっぱり未だ、世界はモノクロで。
宮原だけ、オールカラーだ。輝いて見える。

俺の初恋は、小4だ。
あのときも確か、こんな風だった。
世界はモノクロで、一人だけがオールカラー。
印刷代にしてみれば、10円四つも大きいわけで。
まぁ勇気出して告った後、粉々に砕け散った苦い思い出なのだが。
けれど物覚えの悪い俺が、今でも顔も名前も誕生日までもを
ちゃんとキオクしている。
それは、恋、というものが、俺にとって多大なものだということの
象徴であるかのようで。
現に今も、宮原に釘付けなわけだし。
そのとき、丸まった古典の教科書が俺の頭をどついた。
「っこらー、真門。ぼけっとするな。」
日馬(くさま)先生だった。古典の、男勝りの女の先生だ。
俺を上からぎろりとにらむ。
俺は、
「はい・・・。」
と、短く気弱に答えるのだった。

景伍も和彦も、俺の一目ぼれ話には
案外興味を持たずに、ただパンを食ったり
週刊誌を読んだりを繰り返していた。
なぜかそれが少しだけ寂しい気もしていた俺は、
白濁色のモノクロになってもなりきれない牛乳を見つめた。
「・・・なぁ勝志。」
やっと、景伍が口を開く。
「ん?」
「いや、えっとさ。その、宮原って、もてるんじゃねぇの?」
カキン。
俺の行動が固まる。
え?マジ?もてるの?あいつ?
そりゃ普通の女子よりも数百倍かわいいけど、それにしても
やっぱりもてるの?
「まじ?」
「・・・だってさ、お前がかわいいっていうのも正直俺にも
理解できるぜ?笑顔は確かにかわいい。まぁ、上の中、って
とこ?それに頭が良くて性格がいい。ってくりゃ、もてないわけが
ないだろ?」
妥当だ。そのとおりの意見だと、俺は思った。
「・・・どうすりゃいいの?俺は。」
俺は困る。こんな経験は初めてだ。小4ときは、まだこんなでもなかった。
「んなの自分で考えろ。」
・・・冷たいヤツだ。

とにかく、早くしないと。
じゃないと、獲られてしまいそうだった。
宮原の、笑顔が。

             君は、もっとキュンとしたいかい?
~~~♪のササヤキ~~~
なんかなんでこんなぞっこんなんだ、
勝志め。このやろう、かわいいヤツだな、ぉい。
って、自分のキャラを愛し始めました。
どうしましょう。(笑)
ってなことで。みなさん。
これからもこのささやかな恋を応援してやってください。

      


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