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2024年04月17日05/ 時03分の記事
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2006年08月13日17/ 時22分の記事
悪夢。 第一弾 2
    悪夢。 第一弾 2

「い・・・いやぁぁ・・・!!」
私はとっさに両手で目を覆っていた。
やだ、やめて、やめて、やめてよ、ねぇ。
「おばあちゃんを返して!!」
私の叫び声でお父さんとおねえちゃんが目を覚ます。
「うるさいなぁ・・・なによ・・・わっっ!!」
怪物に気づいたお姉ちゃんが声を上げる。
お父さんは私たちを守るように、あとずさっていく。
「に・・・逃げなきゃ・・・。」
私はつぶやく。
でも怪物は玄関のほうにいた。
窓から逃げようにも、あいにく夜だったために雨戸が閉まっていて
とっさに出られそうにない。
どうしよう・・・・。
「・・・怪物のいない方のドアから出て、怪物の後ろを通って
玄関へ行くんだ。一か八か、やるしかない。」
お父さんは私とおねえちゃんにそう言った。
私たちはちいさくうなずく。
怪物に注目してみれば、どうやら私たちは
まだ気づかれていないらしかった。
「せーの、で走り出せ。わかったか?」
お父さんがもう一度いう。
それに私たはまた、小さくうなずいた。
しばらく、沈黙が続く。
「・・・せーのっっ!!」
お父さんが小声で言ったとたん、死に物狂いで
私たちは走り出した。
お姉ちゃん、私の後ろにお父さんも続く。
怪物の背を通るときは目をつぶった。
がしゃん、と、ガラスの割れる音がした。
心配になって振り向くと、お父さんはぎりぎりの
ところで怪物の鎌を避けたらしかった。
汗が、滴り落ちる。
いつもは短いこの廊下が、この時だけ、やけに長く感じられた。
「・・・あかない、あかないよ!!!」
気が動転しているおねえちゃんは、先についていたがまだ
玄関の鍵を開けられずにいた。
「バカ!お前何やってんだよ!?」
と、お父さんが私を抜きさり、かちゃりと
鍵を開ける。
「早く、早く来い!!」
私に向かってお父さんが叫んだ。
怪物は、もうすぐそこに来ている。
鎌が、振り上げられた。
お姉ちゃんが悲鳴を上げる。

   がしゃん・・・・。

また、汗が滴り落ちた。
私が勢いよく占めた玄関のドアに、怪物の鎌が突き刺さる。
私たちは、寸でのところで怪物から逃げることが
できたのだった・・・。

         next...
~~~♪のササヤキ~~~
うわぁ、思い出しながら書いてたから
めちゃくちゃ気分悪い・・・。
それにしても私、リアルな夢見てるなぁ。
これが、おばあちゃんの家で見た夢。
なぜか続きが、その次の日の私の夢に・・・。
どうなってんだ!?って感じですよね。
まだまだ、続きます。
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2006年08月12日22/ 時22分の記事
悪夢。 第一弾 1
これは、実際に、私が小4のころ見た夢です。
ちょっと怖かった・・・;;;
かなり印象的な夢でした。ラストは「えっ?」って感じだけど、
それが夢ですよね。
それでは、どうぞ。


     悪夢 第一弾 1

夜。真っ暗な夜。
右にはおばあちゃんとおじいちゃん、
左にはお父さんとおねえちゃんが寝ている。
―・・・私は、目をさましてしまった。
なぜか、嫌な予感がする。
そのとき、廊下のほうから足音がする。ひた、ひた、
とだんだんと近づいてくる足音には、まるで生気がない。
その足音の正体が、扉の向こうから現れた。
私は、息を呑む。
そこには、怪物がいた。見たこともない、怪物が。
そして次の瞬間、お姉ちゃんとお父さんを起こしていた。
おばあちゃんたちは・・・・怪物側にいて、怖かった。
無理だった。
「おきて、おきて、ねぇ、おきてお父さん!!」
本能的にお父さんを起こしていた。
隣では、おばあちゃんたちのほうに怪物が寄っていった。
「お・・・おばあちゃん、おじいちゃん・・・・。」
お父さんがおきる気配はなかった。
そのうちに、怪物が持っていた鎌をふりあげる。
「やぁっ・・・やめてっっっ!!!」
私は叫ぶ。
・・・血しぶきが、あがる。
私の叫びはむなしく、二人はいとも簡単に
息の根を止められてしまったのだ・・・・。

                   next...
~~~♪のササヤキ~~~
なんかしょっぱなから怖い・・;;;
かなり悪夢だよね!?これ。
やばかったぁ、おきたとき汗だくだったぁ。
でも、まだまだ続きます。
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